パイプオルガンワールド: わいわいと鍵盤の表面装飾・調律管の制作

今日は鍵盤の表面材を接着しました。ゼミ生たちとわいわいと進めました。

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白黒を組合せてチェック模様にしました。まず、先日 2mm 厚にスライスした白っぼいポプラ材と、黒っぽいウォールナット材を、ジグと精密手ノコを用いて長さ15mmに切りました。

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できた幅20mm長さ15mmの小片を組み合わせてチェック模様を作り、鍵盤の上に貼っていきます。2つのパターンは鍵盤ごとに交互になるようにしました。

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続いて、VU40 パイプを使った開管の調律のために、スライドできる短い筒を作ります。これは VU40 の塩ビ管に、模造紙を巻き付け、薄めた木工用ボンドをハケで塗って巻き進み、接着します。

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これにより、模造紙と接着剤の何層かのサンドイッチができあがり、結構丈夫なパイプになります。VU40 にぴったりの直径になるので、これを後で短く切って、それぞれの開管パイプの終端にとりつけます。これをスライドさせて長さを変化させ、調律をします。

ですが、ぴったりの直径で、かつうまくスライドし、止めたいところで止まる、という調律管を作るのはなかなか難しいです。2本つくりましたがはたしてうまくいくか。