2011/03/26の記録です。
釧路から東京へ、カートに乗せたポルタティーフ・オルガンをがらがらと引いて、飛行機で向かいました。
難関と目していた飛行機は、楽勝でした。というか航空会社が丁寧に対応してくれました。この奇妙な物体、楽器ですと言ったら、ケースごとさらに、いつもの青い箱(ANA)に入れてくれました。幸い無事入る大きさでした。これだけ包めばまず大丈夫。いつもヴァイオリンを運ぶときにこういう対応をしてもらっているので、特に驚くこともありませんでした。
しか〜し。強敵は意外なところに潜んでいたっ!
その1: 点字ブロック
大切な設備である点字ブロックですが、にわかケースに入っただけの楽器には、なかなか手強い相手です。しかも道を歩いていると、4〜5m ごとに点字ブロックをまたがなければならない。そのたびに減速して、ケースを持ち上げて通過。これが結構大変。でもまあたいしたことはない。次が強敵!
その2: 最大の強敵: 釧路空港までのバス
空を飛ぶための強敵は、意外にも地上に潜んでいたっ。観光バスタイプの大型バスなのですが、これが、狭い。乗ってみたら込んでいて、奥の方までいかなければならない。通路をやっと通過できるかどうかでした。高く持ち上げて通過するのですが、ほかのお客さんの頭にゴチンなどしたら大変です。座席にのせるのもぎりぎりで往生しました。鍵盤のところは出っ張っているし、カートは外付けなので車輪が外側に出っ張っていて、それがあっちこっちに引っかかる。もう大変。
なんやかんやでやっと宿にたどりつき、はふ〜〜。こりゃ大変ですわい。