2010/09/07の記録です。
今日はトリマーで、空気の通り道となる溝「カンツェレ」を加工しました。昼間はほとんど会議の連続で、夕方17:30すぎからの作業です。
まず、昨日描いた図面を材料にマスキングテープで固定し、カンツェレの位置をカーボン紙で転写します。
カンツェレの溝は幅6mm。トリマーのストレートビットで掘ることにします。材料のシナベニヤ板の厚さは12mmなので、2~3回に分けて掘ります。まずはまっすぐ掘るために、トリマーをガイドするジグを作りました。ジグ作りは重要です。まず長い溝の寸法で作ります。ジグをケガキ線に合わせてクランプで材料に固定し、トリマーで掘ります。
こんな風に掘ります。
長いほうの溝が掘れたところ。
短いほうの溝の寸法に合わせてジグにストッパーを取り付け、短い溝を掘ります。
溝が掘りあがったら、板を設計どおりの寸法に切り離します。クランプしやすいようにこの工程を最後にしました。
実はこのときの板の切り出しの精度が不足していて、後々空気漏れで苦労することになります。キカイの直角・平行を過信するべからず… orz。
今日の成果を並べてみました。今日掘った溝のある大きな板と、パイプを立てていた小さな板があります。
さらにこれらの穴を正しく連結する溝を掘った「中間の板」を作ります。それは明日以降に。