2010 7/2 来る 7/30 に予定されている附属小学校サイエンスフェアで、大きな木管系の管楽器、という案が出ていて、それの試作にかかりました。長いパイプに穴をあけ、子ども一人が穴一つを担当してふさいだり離したりして、いろいろな高さの音を出そう、という試みです。
そこで問題なのが、発音機構。金管式の唇振動という手もありますが、作るのは簡単だが鳴らすには人間の方がある程度熟練していなければなりません。できればただ吹くだけで鳴るのがよい。
そこで、リコーダー式のヘッドを作ることにしました。太い塩ビ管の端にこれをつけてやろう、という魂胆です。塩ビ管の長さは大胆にも 2m から 3m (!?) ぐらいを予定。
今日から、その試作にかかりました。オルガンの太い木管パイプのつくりかたを参考にしています。はたして、鳴るかな。
ホームセンターで買ってきた、カツラ材の 55mm 辺の立方体をケルンとします。8mm の穴をあけ、切り込みを入れます。
パイン集成材の側面板を接着したところ。
ちなみに、長いパイプを基音で鳴らすのはむずかしいことが予想されます。以前札幌のリコーダー制作家の N さんに、長くて大きいのは作るときに注意がいりますか?と聞いたら、そんなに大きいのは作ったことがないです、と、あっさり却下されました…(^^;;)
2010 6/8 来る 7/30 に予定されている附属小学校サイエンスフェアにて、音ブースを担当するのですが、その内容の試作をそろそろ始めなければなりません。
試作第 1 弾は「パンチカード・オルガン (仮称)」です。ここ数日試作に取り組んできましたが、今日いちおう形になりました。
これは風箱の穴の上に、アクリル板を介して100円ショップのリコーダーをパイプで繋げておき、穴を空けた紙を通過させると穴のところで対応するリコーダーが鳴る、というものです。風箱と笛の部分はパイプオルガンと原理的に同じです。パンチカードを使う点は、ハンドル操作で演奏するストリート・オルガンの一部であるとも言えます。
演奏の様子は、ゼミの記事のところに動画で載せました。
制作の様子は、プライベートブログの方に載せる予定です。
本番までに、これを 8 本にしたものを学生と制作します。教えながら作ると何倍も時間がかかります。はたしてどうなることやら。
2010 5/19 オルガンパイプ、今日はパイプ背面の板の接着に取りかかりました。
たくさんクランプするので、一度に 4 本ずつしかできません。地道に少しずつ進めます。
2010 5/18 オルガンパイプ制作は、そろそろリップ削りの作業に入ります。今日は大量作業の前に、ちょっと試しに数枚削ってみました。
リップの部分をトリマーで荒削りするためのジグを、かねてよりあれこれ試していますが、なかなかうまくいきません。あれこれ作ってはダメでジグを分解し、また作り、の繰り返しです。結局、分解の結果できあがった、写真のような単純な「傾斜台」に落ち着きそうです。
これは、材料をクランプで押さえ、「傾斜台」ジグを手で押さえて、台の上に沿わせてトリマーを滑らせる、というものです。
2010 5/13 午前中に 1 時間ほど時間を空けて、久しぶりにオルガンパイプ制作の続きをやりました。作りかけで放置状態が続いていましたが、始めると 1 時間でも結構進みます。
今日はまず、糸ノコでケルンの切り取り作業。多少個数があるので気が重かったのですが、始めてみると10個強の作業が 30 分ほどでできました。わずかの時間でも始めるのが大事、ということですかね。
手前の 1 個が、切り終わりで割れてしまいました。これはこの後接着剤で補修。
4本ほど、側面の板を接着し、クランプしました。ここで時間切れ、1年生の影絵音楽劇の進行状況を見に行かなければなりません。
2010 4/23 午前中は小一時間、オルガンパイプ制作のつづき。今日は糸のこワークでした。
2010 4/21 午前中は、雑用のヤマを片目に見ながら、久しぶりにオルガンパイプ制作の続き。1時間ほどでケルンに穴を各1コだけ、開けました。こうやって少しずつでも進まないと終わらない…
Organ Making – slowly progress