2011/03/08の記録です。
パイプの整音も一段落、調律も A=440 に揃えたので、外面仕上げを始めました。まず、各パイプの外側に組み立て時にできた段差を、手カンナで削って平らにします。
1本ずつ取り外して、ケルンのフタを外し、カンナで削ります。これだけで、なんだか立派になったような気がします。やっぱり仕上げを丁寧にやることは大事です。
一方で、いよいよ3月になり、月末のアントレオルガン会が迫ってきました。このオルガンを飛行機の貨物室に載せなければなりません。いくら「ポルタティーフ」(=英語でポータブル) といっても、貨物室に預けるには丈夫なケースが必要です。というわけで、ケース作りに着手。
まずは、充分な余裕をもって格納できる、四角いケースを発案。楽器を取り出すのに手を差し込む余裕も持たせたので、なんだか、ずいぶんデカイ。まあ、しょうがないよね…。今日は部材を切り出しました。大きい面積の切り出しはたいへんぢゃ。