今日は、鍵盤の動作機構に必要なピンを作り、据え付けていくというジミ〜〜な作業を進めました。
まずは、鍵盤の支点となるピン。直径 2.3mm の真鍮製です。真鍮釘を切って作ります。
これは、ペンチでちぎり切ったもので、切り口はとがっています。このあたりで学生の ISK が登場。作業がスピードアップしました。
次に、鍵盤の両脇を支えて鍵盤が左右にがたつかないようにする、ガイドピンを打ちます。ガイドピンは、糸ノコで真鍮釘を切断して作ります。端材の木材で専用の支えジグを作り、手で押さえやすいようにします。これにより切断時に逃げていかず、効率的に切ることができます。長さが均一になるようにも工夫しています。さらに切断時の発熱でのやけどを防ぎます。
ガイドピンができたところで、本体に下穴をあけます。大きいので一苦労。
単音ウィンドチェストも、同様に加工します。
支点ピン、ガイドピンを打って、鍵盤を仮組みしたところ。きれいにはまっています。ガイドピンの切り口は平らになりました。
トリマーで鍵盤材の端を面取りします。鍵盤が押し下げられたとき、角が邪魔をしないようにするためです。木目に直角で、少し焦げました。
鍵盤の支点部分の上を押さえるカバー材を切り出し、手前側をトリマーで面取りしました。面取りすると一気にカッコよくなります(^^:)。鍵盤を仮組みしています。
単音ウィンドチェストも同様に作ります。ガイドピンをピッタリに打ち込むのにいろいろと調整中の ISK。
今日作った分を、仮組みしてみました。だいぶ進みました。
鍵盤カバーがかなり高く、鍵盤との隙間が多すぎて鍵盤をちゃんと押さえられないので、左右中央のスペーサー木材を調整する必要があります。