今日は、VU40 開管音階パイプのウインドチェストの鍵盤カバーをつくり、これの前板にのぞき窓を仕込み、パンチカードオルガンのパイプたちが外れないように支持する加工をしました。
まずは VU40 音階パイプ用のウインドチェストに、鍵盤カバーを作りました。カバーの横板は、鍵盤押さえ部分を切り欠いてぴったり合うようにしました。
左右2枚の板は、両面テープで貼り合わせてから、糸のこで切り取り加工しました。ちょっと攻めすぎて、左側が少しきついです。
カバーができあがりました。左右の板の丸穴は、カバーをはずす際の指がかりとしてつけました。
カバーをはずしたところ。
この VU40 開管音階パイプのウインドチェストだけが、内部をみることができません。そこで、前板を交換し、のぞき窓つきにしました。
まずは木取り、糸のこによる窓開けを済ませたところ。
内側は透明 PET 板をはめ込むための段差を、トリマーで作ります。PET 板は厚さ 2mm の予定なので、2mm ほど掘ります。
トリマー加工の直後はどうしても角が丸くなるので、ノミとカッターで削り、角が四角くなるようにします。
透明 PET 板を切り取り、仮にはめ込んでいるところ。まだ保護フィルムがついたままです。一部はまらないところがあり、さらにノミなどで削って修正しました。
PET 板を接着し、ウインドチェストにネジ止めしたところ。内部がよく見えるようになりました。
鍵盤カバーをとりつけてみました。
つづいて、ずっと懸案だった、パンチカードオルガンのパイプの固定を済ませました。
まず、パイプ同士のすきまに、ぴったりの木片をはめ込み、接着します。これでパイプ同士の間隔を均一にします。
パイプ前面には、はずれ防止の透明 PET 板をネジ止めします。
これでパイプが不用意に外れなくなり、安心になりました。